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ロルフィングは身体構造を1つに統合します


ロルフィングは元々、Structural Integration(構造の統合)と呼ばれていました。
それは、単に緊張した部分をゆるめるだけでなく、
その緊張の背後にある身体構造の葛藤と歪みを解消し、
全身が再び一つの有機体として機能するように誘導するからです。

例えば、肩や首のコリに悩まされる体では、
頭を支えるために、首や背中を縮めて動かないように固定しているので、
全身の連動が途切れてしまい、
地面からの支えが、頭へうまく伝わっていません。
そこで、体を縮めて支える傾向を解消するためには、
身体各部分の葛藤を解きほぐすように施術を行い、
全身が連動して、力がスムースに伝わるようになる必要があります。



筋膜へのワーク


体の各部分の緊張を解放するためには、
全身にネットワークのように張り巡らされている
筋膜(fascia)という組織に着目します。

具体的な手技は、この筋膜に手や指によって、
ジワーッと持続的に軽い圧力をかけ、
組織の流動性を回復させます。

また、ロルフ・ムーブメントと呼ばれる技法を用いて、
体の内部から外へと拡がるような動きを誘導します。

このように、体の各部分がゆるんで広がり、
それらが有機的に連動して構造が安定すると、
体の中心に、「ライン」と呼ばれる力の通り道が抜けていきます。

最終的に、このラインの感覚を身につけてもらうこと、
それが私のロルフィングのゴールです。
それによって施術の効果が持続し、
さらなる良い変化が起こるでしょう。




10回セッション



※ ご本人の了解を得て、施術写真を掲載しています。


体の各部分の葛藤の連鎖を解消しながら、
身体全体の有機的な連携を回復していくために、
基本的なロルフィングは、10回のセッションのシリーズで構成されています。

各セッションは、
体の各部分の相互関係を考慮しながら、
最後には全身が統合されるように進行します。

これらの10回のセッションは、
体は「テンセグリティー構造」である、
という観点から組み立てられています。


体の構造=テンセグリティー



これは、テンセグリティーの一例ですが、
各部分が引っ張り合う力のバランスによって、
全体の形が保たれています。
(張力:tension+まとまり:integrity ⇒ tensegrity)
数学者のバックミンスター・フラーは、
これが原子から宇宙全体までの、あらゆる物体の基本構造だと考えました。

このテンセグリティーは、一部の位置関係を変化させると、
張力の変化の影響が全体に及び、
全体の形が変化します。



これは人体の構造にも、ぴったり当てはまります。
例えば、ある部分の緊張を緩めて、その位置関係が変わると、
遠く離れた別の部分に、新たな緊張が生まれることがあります。
体はこのようにして変化に対応しているので、
全身のバランスを調整しようとすると、
単純に積み木を積み重ねるようにではなく、
このような相互関係の中を行ったり来たりしながら、
施術を行う必要があります。

このような理解のもとに、
10回のロルフィングが組み立てられています。



10回セッションのレシピ(例)

10回にかかる期間は様々で、
2か月〜1年以上かかって終了する方もいます。

10回セッションの例は以下のようになります。
(これらの手順は、個人に合わせて変更されます。)

#1 楽な呼吸の発見   横隔膜や胸郭の周囲が、体を支えるための固い柱のようにこわばってしまうと、楽な呼吸が制限されてしまいます。
一回目のセッションでは、横隔膜が動くための空間を生み出すことを手助けしながら、全身への連鎖反応を喚起します
#2 着地する
感覚
  主に足への施術を行います。
足のアーチにうまく上体がのると、地面が体を支えてくれるので、姿勢を維持するために余分な努力が解消されます。
#3 体の側面 次の体の中心(コア)の施術のために、一度全身のバランスを調整します。
第12肋骨を中心に、身体の前後の広がりを準備します。
#4 足〜骨盤
・大腰筋
骨盤周辺の緊張を解消し、腹部から脚を動かす大腰筋のシステムを誘導します。
#5 横隔膜
〜胸腔
さらに胸腔への連続性を拡大し、大腰筋のシステムによって支えられた胸郭が、広がることを誘導します。
#6 仙骨・背骨
の解放
背骨の前面の運動機能が活性化されると、より大きな可動性が可能になります。
体を支えるための柱ではなく、運動器官としての背骨を目指します。
#7 頭・首の解放 頭・首の緊張をゆるめて、頭がより立体的になるように誘導し、地面からの支えの軸に、頭をのせる感覚を見いだします。
#8 下肢の連動 体幹部の内部(コア)から、頭・四肢を動かすことを習得します。
#9 全身の連動 さらに上肢・下肢・頭部の連動を目指します。
#10 ラインの感覚 足底から頭頂部へ抜ける中心感覚(ライン)をお持ち帰りしていただきます。




10回セッションの後は…

10回シリーズが終わった後でも、体の変化が続きます。
さらなるバランスの改善を求める方には、
その変化が体になじんだころ(3か月後〜)に、
3〜5回シリーズで「ポスト10ロルフィング」を行います。


(ポスト10シリーズの例)


すでに他のロルファーから10回セッションを受けた方に、4回のシリーズを行いました。
体の中心がしなやかに伸び、背骨の前面を通り抜けるラインがより明確になりました。